しまなみ通信 Vol.148 〔 2010/06/15 担当:nagaoka 〕
「はやぶさ」地球を旅立った時には,数ある人工衛星の一つでしかなく黙々とミッションをこなし、誰もが諦めた音信不通から不死鳥のように蘇り3万人が生中継を見守る中、最後の力で故郷、地球を映して星となった
「はやぶさ」。
世界初のエンジンで、世界で初めて小惑星に降り立ち、月の石以来となる地球外の岩石を地球に持ち帰るというミッション。
そして何より人を引き付けたのは、エンジンや制御機器の故障のみならず数か月の音信不通からの奇跡の復活。
満身創痍で予定を3年も過ぎて7年かけて地球に舞い戻り、最後はカプセルを地球に戻して、自らは流れ星として
燃え尽きる・・・。
まるでドラマの主人公です。
光の点がスーッと大きくなり、漆黒の闇から雲を照らして更に輝きを増していく。
と、急速に光は小さくなり消えて行きました。
あっけない最後でした。
人々をこんなに感動させる機械って他にはありません。
感動と言えばW杯カメルーン戦 日本代表、勝ちましたね。
4年に一度の世界の祭典、今年はどんなドラマが???
〔 しまなみ通信 Vol.148 ~終わり~ 〕